【特効薬?】イベルメクチンは特効薬になるのか?

日本で開発された薬「イベルメクチン」がコロナに有効かもと注目を浴びています。

特にSNSなどでは話題になったものの、現時点でイベルメクチンは「コロナに効く薬」として認可されているわけではありません。ただ、多くの使用事例があることはたしかで、一部の実験や事例では確実に有効的な数値ができている、特効薬ともいわれる薬。

でもなんかちょっと怪しいんだよね…

注目されたのが「SNS発」だから、ちょっと悩むよね。

そんなイベルメクチン、色々な情報が囁かれていますが、一概に「絶対にこれいいぞー」と言える状態でもなく、ただ「絶対やめとけ」とも言えない。

これから出てくる可能性がある薬の一つであり、今回はそんなイベルメクチンを事実のデータから「どこまで安全なのか」とSNSで話題となった情報の「何が正しかったのか」を詳しくしらべてみます。

言葉を聞いてちょっと気になったというあなた、この記事を読んで「怪しい…」から「イベルメクチン説明できるよ」と胸を張って言えるまでの知識をつけましょう。

イベルメクチンって何?

日本発祥の「イベルメクチン」はコロナの薬として開発されたわけではありません。

え?違うの?

元々は寄生虫用。

だからストックがあったんだ。

そして「1から開発」する必要がないから、有効性が確認されれば比較的早い段階で使用できるかもしれないと言われています。

これ、ワクチンとは違います。

「薬」だからね。

どういうこと?

ワクチンとは感染する前に防ぐ為に使用するもの、薬は感染した人に投与することで症状を軽くしたり、死亡率を下げることが目的。

だからワクチンは防ぐ用、薬は治す用。

今までワクチンはアメリカや中国などで開発がすすめられてきて、実際に世界中で接種できるようになったけど、薬として注目されているのは「治療法」は無かったからなんだ。

遂に治す方法ができるかも!ということ。

実験結果は?

このイベルメクチンについては世界中で実験が行われています。

実際に患者さんに投与してる所もあるよ。

もうそんな段階なの!?

というのも「元々あった薬」だからその時点で安全性は確認されている。ただ、イベルメクチンがどれほどコロナに有効的か、そしてどれくらいの量投与すれば安全なのか、そういう調査を行っています。

イベルメクチンは寄生虫を死滅させる薬として、アフリカでは殺虫剤としても使われている薬。

リスクもあるので慎重に実験が進められています。

まず第1の例として「オックスフォード大学」の実験が先月行われ、それが一時世界中で話題になりました。

オックスフォード大学はイギリスの医療機関と共に一部の軽症患者にイベルメクチンを投与してみて、経過を観察。

するとウイルスの複製が制御されることがわかり、ウイルス負荷が減少するという研究結果が出ています。

まずまずの手応え?

もう実際に投与して研究してるんだ、、、

日本でも北里大学と興和がイベルメクチンの共同臨床試験に着手しています。

日本で開発された薬だからね。

日本でも調査されてるのね。

日本でも使われている事実

実は、実験以外にも実際にコロナ患者に対してイベルメクチンが使用された例が日本国内でもあります。

もう使われているんだ!

薬としてはちゃんと認可されてるからね。

一時話題になったのは50人以上のコロナ患者に、医者が許可をとりイベルメクチンを投与したという事例。

インドやペルーでイベルメクチンは治療薬としてそれなりに使われていて、大きな副反応も報告されていないことから医者が使い出しています。

厚労省も保険適用としては認可したからね

けっこう進んでるんだね

賛否両論あるけど、他の国での実績と今までも「普通に使ってきた薬」の一つだったことから危険性はあまり無さそうだし、インドでは結構いい感じの結果が出てるからということで一部では使用されています。

もちろん、正式にコロナの治療薬として認可されているわけではありませんが、保険適用はされているという状態。

選べば使うことが認められているのがイベルメクチンです。

インドで使われた結果

一時期医療崩壊し、酸素がない、「酸素争い」にまでなっていたインドのコロナ状況はイベルメクチンを使用してから感染者数が劇的に減っています。

そして死亡者数もしっかり減っています。

有効的なデータが見えてきたのだ。

そんなに使ってたんだ。

イベルメクチンプログラムを行ったインドでは開始から10日で感染者が減少傾向になり、死者数も減っています。

FLCCCはイベルメクチンの使用を推奨していて、オリンピック委員会にもそれを出している。各国から人が集まることから治療薬としてイベルメクチンが今わかっている薬の中では一番効果的では無いかとまで言っています。

そんなに熱いんだ

もしかしたら世界を救えるかも!と期待されるアイテム。

危険性もある

そんなイベルメクチンですが薬なのでもちろん危険性があります。

ステロイドだって大量に接種すると危険性がるように、「100%安全」な薬なんてありません。

例えばどんなリスクがあるの?

まず、子供向けではないということ。

これは殆どデータが無いから言われているのだが、18歳以下の患者には投与することは推奨されていません。

また多少の副作用があり、皮膚刺激などがごく稀に見られるようですが、コロナに感染するより皮膚がちょっと痛いほうがマシですよね。

さらに1%未満の副作用としてアレルギー皮膚炎、結膜炎、眼刺激、皮膚の乾燥などが報告されていますが、これもそこまで深刻な副作用ではありません。

コロナに感染してICUに入るよりは全然いいでしょう。

これくらいの副反応なら他の薬でも見られるものですし、それも通常の副反応も1%から多くても10%と言われているのでそこまで多く無いです。

各国が使わない理由

そして各国がまだイベルメクチンを使用しない理由。

それが「WHOが許可を出さないから」

えー、こんなに良さそうなのに?

「臨床実験まで」としっかり発言している。

ただ、実際待ちきれない国は使いだしています。

医療崩壊してしまった国はWHOがいくら「使うな」と言った所で、「使わないと死者が大変なことになる」状況だったら無視して使います。

そこまでの強制力はないし、結果的にはその国の保健所などが最終的に決めるものです。

インドやペルーなどではすでにイベルメクチンは使用されていて、一定の効果が確認されています。

インドではイベルメクチンを使っていたが、WHOのスタッフが「やめろ」と言った事で使用を取りやめ、すると一部の州で死者数が急増したころからWHOのスタッフが弁護士団に「訴えるぞ?」と言われたほどです。

これから更にデータが集まってくればより多くの国が使用していき、「コロナは治せる病気」になる可能性も囁かれていて、それでSNS上などで一時爆発的にワードがトレンドになりました。

まとめて

コロナが治せそうと言われている「イベルメクチン」

実際に多くの国で使用されていて、インドやペルー、ブラジルではその効果が現れています。

結構しっかりとした薬だった。

2015年にイベルメクチンの功績で大村氏はノーベル医学生理学賞を受賞していますから、世界の医学界にとっても大きな発見だった薬です。

ただあまり聞いたことがないし、コロナに対するデータは少ないことから「どうなの?」という声も多く上がっています。

ただし、まだコロナに対するイベルメクチンの有効性はあまりデータが沢山ありません。これからさらに実験を重ねていきようやく「これはコロナに効くぞ!」と言われるかもしれませんし、「対して効果ないかも」と言われる可能性もあります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考文献:
University of Oxford “Ivermectin to be investigated as a possible treatment for Covid-19” 2021-06, 2021-07-09閲覧。      https://www.ox.ac.uk/news/2021-06-23-ivermectin-be-investigated-possible-treatment-covid-19-oxford-s-principle-trial
FLCCC “Ivermectin in Covid-19” nd. 2021-07-09閲覧。https://covid19criticalcare.com/ivermectin-in-covid-19/
National Library of Medicine “Role of Ivermectin in the prevention of SARS-CoV-2 infection among healthcare workers in India” 2021-02. 2021−07-09閲覧。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33592050/

著者「ゆうき」

マレーシア在住18歳学生ブロガー。マレーシアの名門インターナショナルスクールに9年間通い、日本語・英語・中国語が喋れるマルチリンガル。2018年には討論アジア大会で入賞、2020年にはオックスフォード大学主催の論文コンテストでカテゴリー入賞。複数のウェブサイトやブログを運営。  

フォローおねがいします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です