【インターナショナルスクール】似ているようで違う、カナダ式教育vsアメリカンスクール

インターナショナルスクールには沢山のカリキュラムがあります。

アメリカンスクールやケンブリッジ式がとても有名で、日本のインターナショナルスクールのほとんどはこの2つのどちらかのカリキュラムを採用しています。

世界の8割がこのどっちかなんじゃん?

しかしこの2つ以外にもカリキュラムはあるんですよ。

そこで注目したいのが今回の「カナディアン式」の教育カリキュラム。身近にカナダ式の学校が無ければあまり聞かないかも知れません。

そんなカナダ式のインターナショナルスクールカリキュラムはアメリカ式に似ているとも言われています。

この記事ではそんな「カナダ式カリキュラム」特にオンタリオ式についてアメリカンスクールと何が似ていて、何が違うのか比較しながら詳しく特徴を見ていきます。

著者「ゆうき」

マレーシア在住18歳学生ブロガー。マレーシアの名門インターナショナルスクールに9年間通い、日本語・英語・中国語が喋れるマルチリンガル。2018年には討論アジア大会で入賞、2020年にはオックスフォード大学主催の論文コンテストでカテゴリー入賞。複数のウェブサイトやブログを運営。  

カナダ式教育

教育ランキングでは常に上位に入っているカナダ、一部ランキングでは教育水準ランキング「1位」にランクインしています。

USFunds.com

カナダ式教育は数種類ありますが、今回はその中でも世界でチラホラ見かける「オンタリオ式カリキュラム」について見て行きたいと思います。

オンタリオ式はどんなカリキュラムなの?

一言で言うならアメリカンスクールにちょっと似てる。

ただしもちろん違う所もあります。

オンタリオ式の教育カリキュラムは結構「しっかり」と組み立てられていて、生徒、教師の両方が「○年生ではこんな内容の勉強をする」というスタンダードが出来ています。

そんな情報が透明化されていて、教師も生徒も授業に目的をもって、今学んでいる内容が何に結びつくのかしっかりと理解して勉強をします。

教師向けのガイドもしっかりとしている!

逆にしっかりしていない所あるの?

インターだと「教師の力量」に頼ってしまう所も結構多いので、カリキュラムで勉強する内容、教える内容、そんな基本的な物が明確に組まれているというのは安定した教育を与えられるというメリットにつながる。

アメリカ式教育

一方でアメリカ式教育、これはこのブログでも多く取り上げている、世界的にも多く使われている教育カリキュラムです。

アメリカ式はどんな特徴があるの?

アメリカ式の特徴といったらやはりその自由な教育。アクティブ・ラーニングを主に行っていて、プレゼンテーションやソクラティックセミナー、グループディスカッションが多く所謂授業で想像する「先生が黒板の前で授業する」勉強スタイルではありません。

生徒主体の授業が圧倒的に多い!

そんなに多いの?

教師が前にたって「教える」という勉強スタイルは本当に極わずか。基本的に先生は「サポート役」であり、勉強をするのは生徒主体です。

このように自由が多いのは大きなメリットですが、その分生徒の自己責任になるので留年や進学出来ない生徒も一定数いる事は事実です。

似ている所もある?

この話を聞いて、「もしかしてカナダ式とアメリカ式似てるんじゃん?」と思った方も多いでしょう。

アクティブ・ラーニングが多いのはどちらも似てる。

イギリスとは違うんだ?

カナダ式教育はどちらかというとアメリカ式に似ている部分も多いです。

例えばイギリス式のカリキュラムでは「11年生(高校2年生相当)」で高校を卒業する事が可能。その後A-levelなどのさらに上のコースに進む事も出来ますが、基本的にはIGCSE終了後の11年生で終了となります。

カナダ式、アメリカ式では両方とも「12年生」まであり、これは日本で言う高校3年生相当です。

勉強する期間も一緒なんだね。

それ以外にも授業スタイルも似ているんだよ。

生徒主体の授業スタイルというのは日本人的に考えるとちょっと不思議な物があります。日本人が想像する「授業」はやはり「先生が黒板の前に立って教える、生徒はノートを取る」という方法。

まず教科書が配られない時点で疑問に思う事もあるかも知れません。

カリキュラム的にも勉強する内容は見てみるとほとんど一緒、これはどのカリキュラムでもそこまで大差は無いので、勉強量や内容に関しては差が無いと考えてもいいでしょう。

アメリカもカナダ式も、結構似ている部分は多いと、現役アメリカンスクールに通っている著者も感じました。

「自由な勉強スタイルで、でももう少ししっかり目に見える勉強スタイルであってほしい」そんな方にオススメなのがカナディアンスクールです。

決定的な違いは?

アメリカンスクールとカナディアンスクール、もちろん違いもあります。

どんな違いがあるの?

カナダ式のほうがしっかりとスタンダードが可視化されている。

勉強する内容、というのは生徒にも、教師にも、しっかりと可視化されていて、「ちょっと何勉強しているのかわからん」という事はありませんね。

また日本人にとってはカナダ式のほうがアメリカ式教育よりもすんなりと受け入れられるのでは無いか、と考えます。

カナダ式はアメリカンスクールにとても似ているカリキュラムですが、多少のイギリス的要素も入っていて、スタンダードがしっかりと組まれています。

先生の力量、学校の方針によってあまり左右されない安定を求める事も出来るでしょう。

アメリカンスクールの場合は基本的なものは一緒ですが、学校によって全く内容が変わってくる事もあるので、学校選びの際にはカリキュラムや内容をしっかりと聞く事をオススメします。

価格

親御さんとして気になるのは「学費」だと思います。リミットはもちろんありますよね。

カナダ式の学校はアメリカ式の学校に比べ「多少安い」傾向があります。国や地域によっても異なりますが、全体的に見てもカナダ式のほうが学費は安いです。

学費が違うんだ!?

アメリカンスクールが高くなる傾向があるからねー。

学費は学校によっての差も大きいので一概には言えませんが、「平均的」にみた場合カナダ式の学校のほうがアメリカ式より多少安い場合が多いのでその分コスパも見込めますね。

似ているカリキュラムで値段が安いならカナダ式という選択肢もありかも知れません。

クラスの様子は一緒?

教室の様子、これもまた似ています。

インターナショナルスクールの場合教室の人数を学校ごとに設定している場合が多いですが、カナダ式の学校も、アメリカ式の学校も最大は20人程度と少人数に設定している所が多いです。

少人数なのはしっかりと目が届くという証拠なので、さらに密に教師のサポートを得られます。

クラスの人数が少ないのかー。

それだけ先生の数が多いという事だね。

カナダ式の場合、カナダでは先生は名誉職として尊敬されている職業なのでトレーニングを受けた先生が多いです。

アメリカ式の場合、海外へ出てくる先生は優秀な先生が多く、教師資格がさらに上級の物を所持している方やPhDを取得された方も多くいます。

どちらも教師のレベルは保証されています。

まとめて

カナダ式のインターナショナルスクールもチラホラ見かけます。イギリス式やアメリカ式と比べると学校数も少なく、あまり知られていないカリキュラムです。

しかしアメリカンスクールに似ているカリキュラムで、さらにスタンダードがしっかりしているので安定した教育を見込む事が出来ます。

アメリカンスクールの自由さや開放感、そこにイギリス式のしっかりとしたスタンダードや基本を混ぜたと説明するのが一番わかり易いでしょうか。

いい所取り!

そんなカナダ式のインターナショナルスクールもしっかりしている学校が多いので、是非選択肢に入れてみて下さい。

フォローおねがいします!

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