海外大学で聞く「ファウンデーションコース」って何?

日本の大学にはない、しかし海外の多くの大学で取り入れられている「ファウンデーションコース」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

特にこの記事を読んでくださっている皆さんは、少しでも海外の大学に興味があるのではないでしょうか?

そこで「ファウンデーションコース」というものが提供されています。ほとんどの日本人は避けては通れないのが、ファウンデーションコース。

この記事ではそんなファウンデーションコースについて見ていきましょう!

ファウンデーションコース

大学 ファウンデーションコース

「ファウンデーションコース」という言葉、大学入学時にあるコースなのですが、日本人には馴染みのないシステムですよね。

著者も最初はわかっていませんでした。

「ファウンデーションコース」なにそれ?

答え:大学0年生みたいなもの。

と言われてもわかるはずありません。

0年生?そんな単語今初めて聞きましたよ!

そう思っていたかた、僕も一緒です。

「大学0年生」じゃあそれは高校生なのか?

え、高校生でもないって?

じゃあ大学生?

大学生だけど大学1年生に入っていない状態で授業内容は違う。

これを一番最初に聞いた時の印象、おそらく皆さんと一緒です。

「何それ」

そんな著者も今ではファウンデーションコースとは何か、完璧に理解しています。

だれが受けるのか、だれが受けないのか、それもしっかりと理解しています。

この記事では他のソースなどを元に「ファウンデーションコースとは何か」紐解いていきます。

大学0年生って何?

まず、一旦「大学0年生」という言い方は置いておきましょう。

暫くするとこの意味がしっかり理解できるようになります。

ファウンデーションコースを提供しているのは大学、なので高校を卒業した後に受けるコースの事を指しています。

約1年間のこのコースは大学によっても勉強内容などは変わってきますが、「さらに難しい大学の授業へ向けて準備の為の授業」という位置づけです。

それってどんなの?

日本では一般的にはセンター試験などを受けていて、同レベルでの大学入学となります。(高校3年生分までの勉強はどんな形にしろ受けてから大学に入りますよね。)

しかし、それは世界では通用しません。

アメリカの高校、イギリスの高校、単位によっても全く勉強範囲が違います。

例えばアメリカの高校は12年生まであるのに対し、IGCSEなどは11年生で卒業になります。

まずそもそも勉強期間が1年間短かったり、学生の入学時の勉強レベルはどの単位で勉強してきたのかによってバラバラになります。

じゃあ12年生まで受けた生徒だけ受けていればいいじゃないかって?

そんな事は不可能。

世界中の高校から優秀な生徒を大学へ集める為には多くの国際的単位を認める必要があり、その際に単位によって勉強してきた範囲が変わってくる。

ちなみにIB(HL)やAPの単位というのは大学レベルなのでファウンデーションコース、とはならずいきなり12年生。さらに「一部大学の単位免除」となります。

ファウンデーションコースを使って高校での勉強の違いを合わせているのですね。

じゃあ、ファウンデーションコースを受けない生徒もいるの?

もちろん。アメリカンスクールの卒業生、A-level取得者、IB合格者などは免除になる場合が多い。

日本では高校3年生=12年生に相当するからファウンデーションコースは免除?

一概にそうとも言えないのです。日本人学生の多くがファウンデーションコースを受けています。

というのも日本人学生の場合は知識量などは足りていてもずっと英語の環境で育ってきた学生と比べると英語力に不足がある場合が多い。

そこで英語勉強向けのコースが用意されていたり、ファウンデーションコースで環境に慣れるという学生がとても多いです。

ではファウンデーションコースを受ける例、実は著者の住むマレーシアでも大学はファウンデーションコースを提供しています。

イギリス圏の教育システムを採用している国では大体ファウンデーションコースが用意されている。

主にイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシアなどですかね。

ファウンデーションコースでは大学の授業の入り口的な授業が提供されていて、大学の勉強に備える事が可能。

ファウンデーションコースと一括りに言っても様々な種類あります。どれも期間は大体1年ほど。

例えば、マレーシアのテイラーズ大学が提供しているファウンデーションコースは以下の通り。

  • Foundation in Arts(美術ファウンデーションコース)
  • Foundation in Science(科学ファウンデーションコース)
  • Foundation in Buisiness(ビジネスファウンデーションコース)

ほぼ大学、というか大学の授業の入門なので普通に科目は選択します。その後大学1年生から勉強したい内容に合わせて決める事が出来ます。

ファウンデーションコースで何勉強するのか?

ファウンデーションコースで勉強するもの、それは英語なのか基本知識なのか、生徒によって変わってくると思います。

日本人学生の多くは「英語の為」が多いですね。

しかしファウンデーションコースの内容は大学の入門レベル、知識的にはそこまで難しくない環境で慣れてから大学1年生へ進学できます。

これは実は生徒にとってもメリットが多いシステムなのです。

実は遅れは取らない??

こう見るとファウンデーションコースの内容は分かってきましたが一つの疑問が生じますね。

卒業が1年間遅れる??

確かに、ファウンデーションコースを受けない学生と比べると卒業は1年間遅れてしまします。

しかし!!

「遅れる」という捉え方は違います。

ファウンデーションコースを提供しているのはイギリス系の大学。

そしてイギリス系の大学は「4年制」ではなく「3年制」です。

結局終わってみると、4年生の大学へ通うのと、3年生の大学+ファウンデーションコースを受けるのと「卒業時期は変わりません!!」

ここ、重要なのでもう一度。

卒業時期は変わりません!!

ちなみにファウンデーションコースを受けない生徒、実は高校生活が通常より長いです。

IGCSEを終了した後にA-levelを受けた生徒、IBDPを受けた生徒、元々1年長いアメリカンスクール卒業生。

IGCSE・GSCEは16-17歳で終わります。日本で言う高校2年生で高校卒業です。その後ファウンデーションコースを受け、大学へ進学します。

こう聞くと1年間のファウンデーションコースは妥当に感じられますよね。

A-levelやIB合格者、アメリカンスクール卒業生はファウンデーションコースが免除となる場合が多く(大学によって対応は若干変わってきます)いきなり大学1年生へ進学可能。

特にIB(HL)やアメリカンスクールでAPを取っていた生徒は優遇されます。ファウンデーションコースどころか、一部大学の単位も免除になる。

これ、お得。

高校で頑張った分、しっかりと大学で還元されます。

「世界中から学生を集める」

そうすると単位によって勉強してきた項目も違うのでファウンデーションコースというのもが提供されているのですね。

まとめて

今回はイギリスやマレーシアの大学でよく聞く「ファウンデーションコース」について迫りました。

世界中から生徒を集めるから存在するんだね。

大学の準備勉強、と考えると生徒にとっても良いシステム!

別に卒業時期が1年延びる訳では無い!

そんなファウンデーションコースをうまく活かせば海外の大学になれる機会になって、英語も勉強できて一石二鳥!

3年制の大学なのでファウンデーションコースを入れても4年間、日本の大学と変わりませんね。

出典:The University of ManchesterStudyMalaysiaTaylorsEduMy

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