IBは一番難しい訳では無い!!IBとA-level、SATなどを比べてみると。。。

インターナショナルスクールへ通っていると誰もが聞く「国際バカロレア」ことIBですが、これ「一番難しい単位」と考えていませんか?

IBは一番難しい!

IBは一番凄い!

SAT・A-levelの上位互換!

このような意見が目立ちますが、実は「A-level」や「IGCSE」「SAT」のさらに難しい単位、というわけではありません。

というかこれらの単位と比べられる単位ではないのがIBです。

今回はそんな理由を探りながら、IBの有利な点、IBの特徴をつかんでいきましょう!

国際バカロレア

国際バカロレア

インターナショナルスクールに居ると、たとえ自分がそのプログラムを受けていなくても名前は聞く「国際バカロレア」という入試試験があります。

これ、日本のセンター試験やアメリカのSATと比べられるのですが、比べられるようで比べられない。

例えばアメリカの「SAT」の場合はテストのみですが、国際バカロレアは「コースの受講が必須」となっていてIBDPの場合はコースは2年間。

じゃあA-levelの上位互換?とも言われますが、A-levelは確かに2年間のコースj受講必須でその点は似ています。

じゃあ上位互換か?と言われると、これは実は全く別のものなのです。

A-levelはイギリスの受験方法、IBはスイスに本部がある世界的な受験方法であってどちらの方がレベルが上、と断言はできません。

そんな「国際バカロレア」を実際に受けた日本人の学生さんへインタビューさせていただいた時のインタビュー記事は下から。

実際のIB生からの声、そんな貴重な情報をここまで透明に書いている記事は珍しいです!

自分で言うのもなんか、、、

学生から学生へインタビューから実現した、「IBとは何か?」の永遠の疑問をズバリ、答えています。

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IBにも学年ごとにプログラムがある

一括りに「IB」と言っても様々なプログラムが提供されています。IBとはテストの名前でも、コースの名前でもありません。

「IB」という教育団体が行っている、認めている教育方法が「IB」なのです。

なのでそんな「IB」の中にもいくつかのコースに分かれていて、幼稚園から高校までIBプログラムが別々に用意されています。

もちろんその全てを導入する学校もありますが、多くはMYPやDPなどの高学年のみIBカリキュラムでの勉強、という方法の学校が多いです。

IBにも沢山のコースがあるの?

厳密に言うと、「学年ごとに分かれている」という事

具体的にはどんなコースがあるの?

では早速、学年ごとのIBのコースを見てみようか。

Primary Years Programme

1997年に開始した初等教育向けの「Primary Years Programme」こと「PYP」は3歳から12歳の学生向けの教育プログラムです。

3歳からもうIB教育!!

これは早すぎ?という事もなく、しっかりと3歳向けの教育、小学生向けの教育として作られています。

PYPでは学生を中心とした教育アプローチを通じて、生涯学習の旅に参加する、思いやりのある、積極的な学生を育成し成長させるのが目的。

これ、公式ウェブサイトから一部言葉を使っていますが、つまり簡単に言うと。

「積極的でかつ教育熱心な生徒を育てる」

まだ小学生ですからね。

大学受験を考えるのはまだ早いですよね。IBというと大学受験のイメージがありましたが、しっかりと小学生、いや幼稚園生も含む教育プログラムを提供しています。

Middle Years Programme

Middle Years Programmeは日本で言うと中学生に該当する年齢の学生向けの教育プログラム。

1994年に開始され、11歳から16歳の学生向けのプログラムです。

まあやっている事はPYPの延長線上、さらにDPへ備える勉強です。

MYPでは生後が自分の勉強と現実の世界とを実際に結び付ける事が出来るようにな商戦的な枠組みであり、あらゆる興味や学力を持つ生徒が参加できるプログラム、と公式では説明されていますが、この言葉の意味は理解不可能。

凄く意識高い言葉を並べていますが、簡単に言うと。

PYPよりもっと勉強してDPへ備えていくよ!色々な事にチャレンジしようね!

という教育プログラムです。

こう聞くと理解できますね笑

IBでは学校にもよりますが多くのコースが提供されていて、それらからコースを選ぶことが可能。

DPでは自分で完全にコースを選択するので、MYPではそんなDPに向けた勉強とトレーニングが行われます。

ちなみに、この段階からめっちゃ難しくなってきます。

Diploma Programme

さあいよいよやってきました。「IBDP」です。

1968年に開始された「IBとは」の一番の本命のプログラムで高校生向けです。

厳密に言うと16歳から19歳向け。

お得意の公式での説明は「このプログラムは知識の優れた幅と深さを持っている学生を開発し、物理的、知的、感情的、倫理的、に思考出来る学生を育てます」

これを聞く限り、なんか凄そう。

つまり、

多方面から見て優秀な生徒を育てる

という事。

IBDPではテストのみならずプロジェクトや授業態度、授業参加率なども見られていて、多方面から見てこの学生はどうか、と採点されます。

もちろんテストも重要なポイントになってきますがプロジェクトベースのアクティブラーニングもとても多いコース。

多方面から見て?

つまりテストで点を取っているだけではダメという事。

Career-related Programme

あれ?

IBDPは高校でしたよね。さらにその上にも教育プログラムがあるのですか?

実は続きがあります。

IBCPともいわれている「Career-related Programme」は提供している学校はごくわずか、それもそのはず、2012年に作られたプログラムです。

対象年齢は16-19歳、先ほどのIBDPと同じ年齢層が対象となっています。

IBDPと違うのは「キャリア関連教育」に特化していて、さらに多くのニーズに対応した国際教育のプログラム。

これ、あまり心配する事はありません。

IBCPを受ける学生は少なく、一般的にはIBDPを受けます。

提供している学校自体もとても少なく、IBではありますが受ける生徒もごくわずかです。

一般的にはIBDP、IBCPを受ける事、触れる事、はほぼ無いと考えても大丈夫でしょう。

一番IBと言われて指されているのはIBDP

IBに沢山のコースがあるのはこれでわかりましたね。

自分もとても勉強になります。

一般的に「IB」「国際バカロレア」と言われるとMYPもしくはDPを指しています。

このMYPとDPを導入している学校はとても多く、IB教育を取り入れています!と謳っている学校の多くはIBDPの事を指しています。

他のIBプログラムを導入している学校は少ないの?

もちろんPYPから導入している学校も多いけど、MYPやDPが多い印象。

幼稚園、小学生時代からIBの教育に触れる事も出来ますが、MYP、DPからIBを受けるという事ももちろん可能。

いきなり公立の中学からIBDPに入るぞ!は難しいですが、今まで他のカリキュラムを取り入れたインターなどへ通っていた学生さんであれば十分狙えます。

そしてIBDPの点数、というのが大学受験の際に一番関わってくる事は明確。

実は試験免除で入れる大学もあったり、「IBの単位」というのはとても強いものなのです。

海外の大学の場合「ファウンデーションコース」という大学0年生のコースが提供されている大学が多いですが、IBを持っていると免除。いきなり大学1年生に入れます。

これはアメリカンスクールのAPでも同じで、「強さ」をもし比べるのであればAPと比べられるかもしれません。

IBvsA-level

ここまでは「IBとは何か」という話でした。

比べる事は出来ない単位であって、、、と色々言っていきましたが聞きたいのはそこじゃない!

難易度的に、他の単位と比べて、強さ的に比べてどうなのか!!

結局、気になるのはそこです!!

まずはイギリス・ケンブリッジ式の「A-level」と難易度的に比べてみます。

難易度的には結構似ている物で、そもそもの採点方法が違うので比べにくい。

A-levelの場合はレターシステム(A*からE)で採点され、IBの場合は1-7の点数(各Diploma Subjects)で採点されます。

IBで7点を取っていればA-levelのA*と、どちらも一番高い成績はイコール位の見られ方。

IBの場合は最低45点中24点以上必要になりますよね。

とても比べにくいですが自分に合った方を選ぶべきです。

ではどうやって自分に合っているか選ぶのか?

もしイギリスの大学へ進学するのだ!と決めている場合はIBよりA-levelを持っていたほうが有利でしょう。

しかしイギリスの大学(やイギリス圏の大学)を目指していない場合、有利になるのはIBです。

まだ大学の事なんてわからないよー。という学生もIBの方がおススメ。

というのもIBの方がA-levelより世界的に大体どこでも認められていて、IBの方が大学に向けた勉強に特化しています。

さらにIBの方が授業の選べる幅も多い、様々なコースを試して受講してみる事が出来ます。

IBvsSAT

さあ、お次は因縁の対決?

IBとSAT、方や国際レベルの教育システム、方やアメリカのセンター試験的なテストです。

自分の学校はSAT・APを導入しているのでとても気になる比較。

SATはテストのみの受験が可能、IBはご存じの通りコースでの受講が必須になってきます。

さらにSATはSubjectTestと呼ばれる教科ごとのテストは可能なものの、一般的には英語と数学のみ。

試験方法も全く違いますね。

SATの場合は選択式問題、IBの場合は短文やエッセイの問題が出てきます。

そんな事を全体的にみて、「SAT」の方がIBより簡単でしょう。テストのみの受験が可能、テスト範囲も狭い、さらにSATは何回でも受け返す事が出来ます。

そこで、アメリカンスクールでIB同等だと思うのは「APテスト」と呼ばれる、教科ごとの大学レベルの授業。

著者も去年APを受けました。

IBも大学レベルの授業と言われていますね。

IBは2段階に分かれていて、Standard Level(SL)とHigher level(HL)があります。生徒は教科ごとに選択する事が可能。

APはそんなIBの「HL」と同等とみなされています。大学側はIBのHLもしくはAPを持っていれば大学の単位として認めてくれます。

なのでHLの場合はAPとレベル的には同等、と言えるでしょう。根本的はシステムは違いますが、どちらも難しい単位である事は確かです。

結局IBとは何か?

結論、「IBはA-levelの上位互換ではない」という事は分かりましたね。

IBには様々な教育プログラムが含まれていて、どれも難しい単位である、という事は明確。

さらにそれぞれ違う教育システムになっているので一律に比べる事はできません。

IBにはIBの特徴があって、全方向から見られ採点される、さらにコースの数が多く、世界中で通用するレベルの教育システムです。

イギリスと決めている場合はA-level、アメリカの場合はAPなどそれぞれ作られた用途が違います。

自分に合った教育システムを見つける事が一番重要、各単位やプログラムの難易度だけでの判断は危険です。

出典:International Baccalaureate|EF Academy|

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