学費が高すぎるのにオンライン授業は不満多発。授業料の安い学校へ「転校」は場合によっては危険なステップです。

オンライン授業となってしまった今、去年位からインターナショナルスクールでも大きな動きがあります。

今までは学費が高いインターナショナルスクールでも、「施設の良さ」「教育の質」などを求めて多くの方が通っていました。

確かに学費の高いインターナショナルスクールは設備や先生が整っていて、値段相当のパフォーマンスがあります。

しかし現在はオンライン授業、そこで比較的学費の抑えられるインターナショナルスクールへと転校する動きも見られます。

学費の安いインターへの転校はアリ?ナシ?

インター学費別

転校 インターナショナルスクール

「インターナショナルスクール」と一括りにまとめてもその学費は様々です。

十数万円の学費のインターから数百万円に上る学校までありますが、その違いって何かわかっていますか?

勿論「教育の質」に反映されるのですが、この考えは半分正しくて半分間違っています。

確かに提供される授業に変わりはありますが、「先生」という括りで見ればどちらも同じ教師ライセンスを持っている先生。

レベルに違いはありません。

学費の高いインターでは校舎の設備が整っていたり、サポートがしっかりとしていたり、と違いはありますがこれは「対面式授業の場合」だったらです。

オンライン授業の場合はまた話が違ってきます。

対応が違うのではないかって?学費が比較的安い学校の方がしっかりとしたオンライン授業を提供している場合もあり、ここに関しては学費は全く関係ない。

学校の設備が利用出来ない今、学費が比較的安いインターへ転校する学生も出ていますが結局どちらが良いのでしょうか?

この時期に転校する事はアリなのか、ナシなのか、現役インター高校生が紐解きます。

学費が高いインター

学費が高いインターは対面式授業の場合、やはりその価格の差はもちろんあります。

もしそれを感じる事が出来なかったら生徒は誰も来ませんもんね。

では何に反映されているのでしょうか?

設備投資

一番大きいのは学校の設備でしょう。学費の違いが一番目に見える形でわかるのはその設備投資です。

例えば、プラネタリウムが付いていたり、オリンピックサイズのプールが付いていたり、運動場が多かったり、これらは目に見える設備の違いですね。

その他にも様々な機器が揃っています。例えば3Dプリンターが置いてあったり、楽器が多かったり、生徒が自由にのびのびとなんでもやらせてくれるのが特徴。

設備=教育の質にはつながりませんが、間接的には設備が整っていれば生徒も自分のアイデアを行動に移しやすくなります。

なので目に見える学費の違いはその設備にあるでしょう。

先生の質

先生の質にも違いがあるのではないかと質問されますが、これは実は違います。

インターナショナルスクールの先生は基本的に自由に学校間を動き回る(カリキュラムは関係あるが)ので学費で先生のレベルが変わるという事は無い。

勿論学費が高ければそれだけ評判のいい先生を呼び込みやすい(財力があるので)ですが直接的に関係は無いでしょう。

ネイティブの先生が多かったり、先生の持っている資格が多ければそれだけハイレベルな授業を教える事が出来ますがカリキュラムに沿った教育をするので「学費=先生のレベル」はあり得ません。

学費が安いインター

では学費が比較的安い(といっても安くはありませんね)は何が違うのでしょうか?

別にその分教育の質が落ちるとは考えていません、むしろ学費で学校を選ぶのではなく一番重要なのは学校の体制とカリキュラム、学費が安いのは別にコストカットしている訳ではなく戦略の違いもあるのです。

まだ手の届く値段設定にしてより多くの生徒に来てもらおうとする戦略もあります。

先生の質

学費が安いからと言って、先生の質が落ちるとかはあまりありません。

しっかりとインターナショナルスクールで教えた経験のある先生、先生のネイティブ率は下がると思いますが授業の質が落ちるなんて事はもちろん無い。

じゃあ学費の高いインターと変わらないのでは?

実は学費が高いインターナショナルスクールは多くの先生が「英語圏」の国から来たネイティブの先生です。

外国語授業以外の先生はほぼ全員ネイティブ、時にスタッフまでもがネイティブの学校もあります。

するとどうしても授業料に反映されてしまう、ネイティブの先生を呼ぶのはとても大変なので、学費が比較的低いインターナショナルスクールではネイティブの先生を絞り、多くの先生はアジア圏内から来ています。

重要な英語の授業のみネイティブなど、全員ネイティブでは無くなります。

だからと言ってもしっかりとインターの先生、現地人の先生でも英語力は十分でしょう。教え方にも問題ないと思います。

オンライン授業

では今まで見てきた点はもしも授業が「対面式」であった場合。

その場合は学校の設備が整っていたりするのはとても多きなメリットですが、学校へ登校する事が出来ないオンライン授業の状況ではその違い関係ありますか?

学費の壁は無くなります

オンライン授業の一番怖い所ですね。

オンライン授業の場合全ての学校が「Zoom」や「Meets」を使ったオンライン授業。同じプラットフォームを使っての授業、全員が家から受けている為その差はありません。

むしろ学校側がどれだけオンライン授業へ対応できているかを見る必要があります。

どんなに学費が高い学校でもオンライン授業に関しては得意ではないかもしれない、パソコンに慣れていない学校では移行作業が大変です。

授業時間も短くなってしまい、むしろ「普通に授業」を受ける事も困難な状況の学校もありました。

しかし学費が安い学校でも普段からパソコンを使いこなしている学校では生徒全員に電子機器が行き渡っていてすぐに移行でき、教育的観点で見れば十分な授業を提供している学校もあります。

なのでオンライン授業になると今までの「設備」や「施設」ではなく、どれだけ学校がオンライン授業に慣れているかがキーポイントになってきます。

実際に著者の学校では最初は手こずったものの現在はオンライン授業専門窓口を用意し、生徒はすぐに連絡とれる状態に。

完璧とは言いませんが、上手く授業は回っています。

環境が整っている学校は?

オンラインの環境が整っている学校は元々「普段の授業からパソコンを使っている学校」でしょう。

ほとんどのインターが普段の授業からパソコンやタブレットを使うスタイルの授業を取り入れているので、インターは比較的簡単にオンライン授業へ移行できましたね。

普段から使い慣れていない学校ではオンライン授業を行う事が困難、パソコンをほとんど触れた事の無い人にいきなり「明日からZoomで授業」と伝えて授業を進めるのは無理。

しかし普段から使いこなしていれば「メールでZoomのリンク送るからインストールしといて」で通じます。

学費=オンライン授業の質では無い

今までは「学費=教育の質に間接的には関係している」という事が正しかったですが、オンライン授業になりその学校の体制やシステムもしっかりと見えてまた違う考え方になってきています。

今後まだオンライン授業が続くようであれば、「オンライン授業の環境が整っている学校へ転校する」と考える方が多いのも納得です。

低学年なら 転校 もアリ

低学年(小学生、ギリギリ中学2年生まで)なら転校を検討しても良いと思っています。

高校で転校は出来るだけ避けてください。

というのも低学年であれば「単位」をあまり気にせず転校する事が出来ます。カリキュラム間の移動も低学年であれば可能。

なのでオンライン授業になってしまっている今、学費の安いインター、もしくはオンライン授業の環境が整っている学校へ転校するのもアリだと思います。

小学生のお子さんが居る方はお子さんと検討してみてください。

検討する際はこちらのポイントを考えると、「最高に」合った学校を見つけられますよ!

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高校生は絶対NG

しかし高校生となると話は変わってきます。

高校生での転校は絶対NGです。

カリキュラムをまたぐ場合は、絶対にNG、カリキュラムが同じであれば転校してもしっかり引き継がれるのでまだ大丈夫です。

例えば今までケンブリッジ式のカリキュラムで勉強してきて、高校2年生で初めてアメリカ式へ、というのはおススメ出来ません。

カリキュラムが変わってしまうと単位が全て引き継がれない事があり、「オンライン授業だから」という理由で今までとった単位の一部が無駄になってしまうのは勿体ない。

どうしてもの理由があれば別ですが今回の本題「オンライン授業だから学費が安い学校へ」という理由だけでは十分では無いでしょう。

それに高校2年生以降になると転校を受け付けてくれないインターもあります。一学年落とされてしまったりするので要注意。

結論、転校はアリ?ナシ?

「どうせオンライン授業なら転校する」という考えは中学生までなら全然大丈夫でしょう。単位の引継ぎもそこまで気にしなく、違うカリキュラムの学校に移っても大丈夫。

但し高校生になっているのであれば「オンラインだから」という理由だけで転校は危険な考えです。

もちろんオンライン授業の体制が整っていないなどの不満は残っていますが、もし転校してしまって単位が引き継がれなかったらそれこそ無駄になってしまいます。

もし転校するのであれば「全ての単位がしっかり引き継がれる」という点を確認してからでないといけません。

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