APは取るべきでは無い!

アメリカンスクールではAP(Advanced Placement Program)というコースがあり、学校からは取る事を推奨されています。

アメリカンスクールに通っている方は一度は聞いたことがあり、実際にAPの勉強をしたという方も多いのではないでしょうか。

これはものすごく難しい授業です。。。

アメリカンスクールで最難関ともいわれるこのAP、僕も取りましたが声を大にして言いたい事があります。

「APを取る必要は無い」

APとは

APはAdvanced Placementの略で、アメリカの教育団体カレッジボードが運営しているテストです。

AP自体にコース受講は必要なく、テストのみ受けることができますが大体の場合は学校でAPの授業を受けてから受験するでしょう。

そして一括りに「AP」といってもそのテスト内容は各分野ごとに分かれています。

APが提供している科目数はなんと数十、その中から自分で選んで受験します。

独学でAPはよっぽど得意な分野なら可能かも・・・

APのその難易度は大学初年度級で、それを高校2-3年生で取るのだから難しい事は目に見えています。

学校で取りたいAPのコースが提供されていない場合、オンラインで授業を受講しテストだけ近くのテストセンターに取りに行くという方法も多いです。

友達でもこの方法でAPを取っている生徒は多いです。

A-levelと違いコース受講は必須ではないので、ホームスクールや通信制の学校で勉強している生徒にはありがたい制度だと思います。

APを取るメリット

大変難しいAPを取るメリット、それは大学進学に役立つからです。

APの取得を必須としている大学は本当に名門校しかありません、しかし数千の大学入学申請が申し込まれている中、APを持っている生徒はひときわ目立ち進学できる確率が上がると言われています。

「と言われている」点が重要。本当はどうかは微妙です

先ほども説明した通りAPは大学初年度級の授業です。

そのテストに合格しているという事は大学初年度級の能力を大学入学前に備えているという証明になります。

そんなすごい単位を持っていれば大学側も悪くは見る事はないでしょう?

大学初年度の教育を高校で受けた、そしてそのテストに合格した優秀な生徒は大学側も欲しがりますのは一目瞭然です。

実は一部のアメリカの大学ではAPをそのまま大学の単位に換算してくれる事もあり、つまりそれは大学で該当のクラスを受講しなくても単位だけくれるという事。

こんな凄いメリットを受けることができるのはAPの単位を持っている生徒のみ、卒業までに取るクラスが減る分、自分の時間を作ったり他の興味のあるクラスを受講する事ができます。

生徒にとって一番のメリットこれでしょう、初年度の授業を受ける必要がなくなるというメリットだけを求めてAPコースを受ける生徒も多々います。

学校が勧める理由

アメリカンスクールに在学しているとAPの取得を先生から勧められる事が多いです。

自分の学校でも英語力が足りていると判断された場合はAPの取得を勧められます。とても生徒思いなのかと思いますが、実はそうではない学校の理由があるのです。

僕も学校から勧められ取りました。

アメリカンスクールの一番の目的は優秀な生徒をアメリカの大学に送る事で、上にも記述した通りAPを持っている生徒=優秀という目で見られます。

また名の知られている有名な大学へ自分の学校の生徒が進学してくれたら学校のネームバリューがあがり大学からの信頼度も上がります。

そう学校は「大学から認められたい」という思いでAPの取得を生徒に勧めます。

もちろん生徒にとってもメリットなので生徒の思いも考え、そこに学校としても認められたいという思いがあるのは事実です

高等部門の校長先生と話していた際この話題になりそこで「学校としては生徒が良い大学へ行ってくれるのが願いで、そしたら大学と学校間での関係が築けて今後の学校の学校にとっていい影響がある」としっかりと言っていました。

学校としては大学と繋がりを作る=今後の卒業生も行きやすくなるなのでね、なんとしても関係を作りたい。

しかしAPは必要無い場合が多い

そんなAP、実は必要無い場合がほとんどです。

必須としている大学は今まで一回も見たことが無い、名の知れた有名なアメリカの大学のみAP必須としています。

それもウェブサイトを見ていると必須としているのはハーバードイェールなどの名だたる大学のみなのです。

じゃあやっぱり名門校へ行きたいならAP必須なの?

それも一概にそうとは言えずAPを持っていなくてもそれなりに優秀な大学へ進学する事は可能。

必須としているのは「アメリカ」の名門校のみです。

ちなみにイギリスの名門、オクスフォード大学はAPを必須としていません

世界の大学を見ているとAPを必須しているのはアメリカのほんの一部の名門校で、本当に進学したいのならば3-4コースのAPを取り、全てで3-4点以上のスコアをたたき出してください。

これはどの大学でも一緒ですね、5点満点中3点以上でないと認められません。

しかし3点ではSATに力を入れた方がまし、せっかくAP取るなら4点以上の方が確実です。

まず大学側は生徒のSATのスコアを見て、それからAPのスコアを見ます。

そもそものSATのスコアが悪いのならばAPまで目を通さずに落とします。

入学条件に含まれていないのであれば、入学条件を満たす事が優先、それでもし時間が残っていればAPへ目を向けるのも良いと思います。

アメリカの大学?アジアの大学?

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アメリカの大学へ進学するのか、アジア圏内で大学を探すのか、僕は後者でした。

アメリカの大学へは進学したくない。。。

別にアメリカの大学に対して否定的な思想はありません、ただ単に個人的な嗜好で大学はアジア圏内に留まりたいと考えています。

APの単位はアメリカで認められていて、その他の国ではあまり必要性は無いです。

つまりアメリカの大学へ行かないのであればAPを取る必要はない、もしくは取っても無駄になってしまう事もあるほどAPはアメリカ国外では認められていません。

なので自分の進学にプランに合わせ、APを受験するのかしないのか、しっかりと判断してください。

比較的自由で楽と言われているアメリカンスクールの教育ですが、「自由=楽」ではなく、「自由=すべて自己責任」です。

先生は学校にとってメリットになる事を選び、また自分の経験を使い勧めてきます。

しかし自分の進学プランは進学サポートの先生と全く違う、また時代も違うので自分の進学プランに合わせた事を自分で考える必要があります。

自分で調べてAPを受験するのか、高校1年生までに決めないといけないのである意味厳しいです。

よって一言でまとめるなら「アメリカへ行くならAP取れ、アメリカ以外なら不必要」です。

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